第2回研修 レポート
2nd training report
第2回研修 レポート
2nd training report
第2回プログラム
第2回目の研修は、2022年8月30日(火)から9月2日(金)までの3泊4日で行われました(第1回研修と同様特別プログラム)。参加者は、北海道内から1人、首都圏から5人、関西圏から1人、登別市から6人でした。今回は、IT関連、イベント企画運営の事業者の参加が多く見られました。
プログラム概要
期間:2022年8月30日〜9月2日の4日間
場所:日本工学院北海道専門学校・登別市街
登別の産業の歴史を学ぶ初日
現地に到着してすぐに登別市の郷土資料館を視察しました。特に印象に残ったのは登別温泉の歴史コーナー、室蘭市で運送業を営んでいた栗林五朔が温泉を再開発するには交通機関の改革が必要と考え、登別駅と登別温泉を結ぶ軌道を計画したことが写真共に記されていました。
地元の経済人たちが線路を造り、わずか8年で馬車鉄道から蒸気機関車、電気機関車へと進化させていったその意欲とエネルギーに、参加者だけでなく地元の方さえも大いに驚いた様子でした。挑戦する先人たちがあって今の登別があることを知り、今を生きる者として何をすべきなのかを考える契機となりました。
地元の経済人たちが線路を造り、わずか8年で馬車鉄道から蒸気機関車、電気機関車へと進化させていったその意欲とエネルギーに、参加者だけでなく地元の方さえも大いに驚いた様子でした。挑戦する先人たちがあって今の登別があることを知り、今を生きる者として何をすべきなのかを考える契機となりました。
学びをさらに高めるためのチームビルディング
本プログラムでは、年齢も立場も大きく違う多様な参加者がチームを組んで地域課題を解決していく過程が、大きな学びと経験になります。いつもと違う場所で知らない人と議論を重ねていくためには、互いを認め合い尊重し合う“ホーム”であることが重要です。そうした場にするため、プログラムの中に屋外で体を動かしながらのワークショップも取り入れています。これにより、自然と笑いが起こってリラックスした状態になり、メンバーの人間的な一面を知ることにつながるからです。
滞在中に現地の食を堪能
登別の魅力を深掘りするため、また参加者との絆を深めるため、滞在期間中の食も重要なコンテンツです。地元で人気の居酒屋でホタテ、ジンギスカン、毛ガニ、刺身などを食べて食の豊かさを改めて実感すると共に、日中の疲れを大いにリフレッシュすることができました。
〇2回目の地域課題テーマと提案
次世代の地域人財育成と継承
・鬼ッザニア
・継承したいバトン(Baton)の価値は何ですか?
サテライトオフィスen有効活用案
・ぼくの未来を限定されたくない まちづくり会社JOINT inc
・登別市コワーキングスペース、ビジネスコンセプト提案
第2回研修の成果
・2023年2月に登別駅前にオープンする「アイヌ文化交流施設」にて、鬼ッザニア(仕事体験プログラム)を実施予定
・まちづくり会社JOINT incを日本工学院北海道専門学校内に設立準備中
・まちづくり会社JOINT incを日本工学院北海道専門学校内に設立準備中